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八千代ブログ

見習い女将による着物ブログ

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

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「商品っぽい作品」はいけないのか?

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先日の記事の続きです。

県立美術館で名宝展を見た後に

めいてつエムザへ移動し、石川の伝統工芸展を見てきました。

この日は名宝展と同じく工芸展も最終日。

昼過ぎには人間国宝の友禅作家・二塚長生氏による列品解説があるとのこと

それにあわせて急いでランチを済ませ、

空き時間に呈茶席でお茶とお菓子をいただいていざ会場へ。



二塚さんは鑑賞のポイントや生地の特製などをお話しながら、しきりに

「何を表現したのか、見る側にきちんと伝わらないといけない」と仰っていました。

そのなかに気になったことがひとつありました。

ある作家さんの作品(着物)について、二塚さんは

「商品っぽく見えてしまうのが残念だ」という旨のコメントをされていました。

我々、着物を売る側にしてみれば何がいけないの?という感じですが

工芸展に向けた作品とでもいいますか、

作家の個性や表現力を前に押し出した作品を目指すならば

その作品はきっと「工芸展向き」ではなかったのでしょう。

しかし父曰く「もちろん作家さんの表現や個性は尊重するべきだし

作品を通して主張して欲しいんだけど、

着る人のことを考えて作ってくれないと困るんだよなぁ…」とのこと。

作家さんは展覧会用と販売用でちゃんと作り分けてると思うけどなぁ(^-^;)

でも確かに、あまりにも大胆に柄が配置されていて

「誰がどこに着ていくんだろ…」と思う作品ってたまにあります。

かといって、きちんと型にはまったものがいいのかというと

消費者は「ちょっと変わったもの」を求めているので、そうでもない。

こうして文字にして説明するのは簡単ですが

実際にそれを形に…となるとそんな単純なものではないのでしょうね

何にせよ、作家さんがどういうことを考えて作品と向き合っているのか、

ほんの少しだとは思いますが、知ることができてよかったです

大変勉強になりました。

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